OKIOpen up your dreams

OKIネットワークス

Japan

  • OKIホーム
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • Global Site

 


現在位置:Home > 広告宣伝 > コラム 「IPコミュニケーションの明日を読む」 > 第32回: 「iPhoneの衝撃」


広告宣伝

コラム 「IPコミュニケーションの明日を読む」

第32回: 「iPhoneの衝撃」

[2007年1月18日掲載]

執筆: 千村 保文(Yasubumi Chimura)
沖電気工業株式会社
情報通信事業グループ  アシスタント オペレーティング オフィサー
兼 OKI  IP電話普及推進センター(IPTPC)  センター長

2007年、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

新年早々、北米より衝撃的なニュースが走りました。Apple様が、Macworld Conference & Expo 2007において、新しい携帯端末“iPhone”を発表しました。

“iPhone”は、携帯端末のビジネスモデルを大きく変えるかもしれないと考えます。

特に、日本での影響は大きいでしょう。ご存知のように、日本の携帯端末はキャリアが自社ブランドで販売するビジネスモデルです。しかし“iPhone”は、Apple様の端末にSIMカードでキャリアが選択できるようになるベンダ・ブランドの端末です。

衝撃は、それだけではありません。従来、携帯端末は、「電話」としての機能が中心でした。付加的に音楽プレイヤー機能やテレビ、ゲームの機能は付いているものの、基本は「電話」です。その証拠に、「ダイヤル」の数字ボタンが必ずありました。しかし“iPhone”には「ダイヤル」がありません。大型ディスプレイ上でのタッチ操作ですべて制御する、携帯情報端末と言った方がいいでしょう。

手前味噌になりますが、私が10年ほど前にVoIPの開発を手がけたとき、最初のIP電話機は、「キーの無い、多機能電話機にしたい」と考えていました。今後のIP電話機は機能が多様化する、そのときにキーの物理的な数は機能の制約になると考えました。しかし、この考えは先進的すぎたのか、採用されませんでした。まさに、10年後にApple様が実現してくれた訳です。

また、一番大きい衝撃は、“iTuneStore(ITS)”を中心とするビジネスモデルです。現在の携帯端末は、そのハードウェアの売り上げでベンダは収益を上げています。しかし、汎用化するほど価格が下落するため、収益を上げるのは厳しく、撤退する企業も出ています。Apple様は“iPod”で構築したITSの枠組みを、携帯端末のビジネスに応用する考えです。すなわち、“iPod”を電話などマルチサービス・デバイスにしようという発想です。こうなると端末の機能は、必要なときにITSから買ってくる“Saas(Software as a Services)”を携帯端末で実現するものです。

携帯端末

これならば、まさにアプリケーションソフトのFMC(Fixed Mobile Convergence)が可能です。家や会社のPCと携帯端末間でソフトを自由に同期できます。ベンダは、端末を売ってからが勝負ということになるでしょう。

今年は、何やら面白い年になりそうな予感がします。

  • 「iPhone」は米Cisco Systemsの登録商標です(2007年1月18日時点)。

  • このページに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

ページの先頭へ